2005年02月



西 表 島



 2月5日、8時40分バスでホテルから石垣港へ、荷物を観光センターに預けると直ぐに石垣港から船で西表島へ出発。40分位の乗船であったが、ビックリしたのは、この船の速度である、水中翼船でも無いのに物凄い速さ、座席が船室とデッキ部分に分かれていて、デッキに乗った人はエンジン音で、耳がおかしく成りそうだと、文句を云うほど大きなエンジン音であった。

 西表島に到着するとバスが待っていて、バスで2〜3分走って土産物店で10分間のトイレ休憩、そして美原に直行。このバスにはバスガイドがいなくて、運転手さんが運転とガイドを兼務して、面白可笑しくガイドをしてくれていた。西表ヤマネコは100頭前後しか生息して居ないらしく、この島で暮らす運転手さんも、去年は2回しかヤマネコを見て居ないそうだ。

 そうこうしている間に美原に到着。先ずは団体写真を撮りますのでと、撮られたくもない写真を写されて・・・、ここから牛車に揺られて由布島へ、西表島から由布島間は1cm〜5cm位の海水しか無く、牛車を操作しながら三線を弾いてくれる運転者のおじさん、それに合わせて唄うお客が一体に成って、ノンビリと島に渡る。ここは動植物の宝庫で、亜熱帯の生き物達が自然のまま生息していると云うだけあって色々な鳥を見る事が出来ました。

 由布島は、かつて竹富島や黒島から移り住んだ人たちが対岸の西表島で稲作をして暮らしていた。その頃農耕用として活躍していたのが「水牛」。水牛は昭和7年頃、台湾の開拓移民と共に石垣島に渡ってきたそうです。昭和44年の台風で大きな被害を受けた島のほとんどの人が西表島に移ったが西表正治おじい夫婦が1頭の水牛で土や堆肥を運び手作りの楽園を造り上げたそうです。

 由布島をあとにして、バスで昼食のため海岸沿いのレストランに移動、何処の観光地も同じで、レストランに入ると既に弁当が並べられていて、味もイマイチ。食事を済まし海岸に出て見ると、今まで見てきた綺麗な海岸と違って海岸に大きな木や漁具の浮き具等が散乱していて見苦しい限りです。浮き具に書いてある文字から想像すると台湾、若しくは中国から流れて来た様な気がします。今迄は綺麗な海岸を見てきたので、この見苦しい海岸にはガッカリ。

 バスで仲間川へ、これから仲間川をジャングルクルーズ、サキシマスオーの木を見学の予定だが、バスの運転手さんが遊覧船には前を向いて座って下さい等と云いながら船のエンジンをかけている。バスの運転手兼遊覧船の操舵手兼ガイドと一人何役もこなしていたのです。
 島内には多くの河川が流れ、マングローブが我が国最大規模で群生し、独特の景観をみせています。約30分で、日本最大のサキシマスオウの木へ、板状の根は高さ3メートルにもなるそうです、流石にすごい根でした。


 仲間川遊覧の後は石垣島に戻り、石垣空港から宮古空港へ、ホテルに行く途中で土産物店に寄るが、買い物籠を持ってお土産を買っている人がいる。旅慣れた人が多いのか、買ってその場で自宅に送り届ける手続きをしている。ホテルに着く頃には外も暗くなり、この辺は街路灯も無く暗闇の中にホテルがあった、ホテルは宮古島東急リゾートで綺麗な建物でした。




西表島周辺






inserted by FC2 system